10月23日から3泊4日でソウルに行って来ました。
弊社主催の「白磁の人」著者江宮隆之先生と行く韓国の旅~浅川巧を訪ねて~
の旅でした。
浅川巧をご存知でしょうか?
北杜市高根町の出身で、今から100年前に山梨農林高校を卒業、
七つ違いの兄・伯教を慕って朝鮮に1914年に渡り、朝鮮林業試験所に勤務しました。
造林法・植栽実験に取り組み成功、朝鮮民芸を研究し「朝鮮の膳」など出版、朝鮮に住み、
朝鮮の人々とまじわり、朝鮮語を話し、朝鮮を愛し、朝鮮人を愛した。
そして朝鮮人からもほんとうに愛された人で小説「白磁の人」のモデルとなった人です。
今回は浅川兄弟を偲ぶ会を中心に山梨・東京・静岡からの参加者を得ました。
ソウルの北西清涼里にある巧の勤務地(現在は国立山林科学院)、住居跡、
巧が時々訪ねた清涼寺など訪れました。
午後からは巧の眠る万憂里の墓地にお墓参りをして来ました。
ソウル市立の墓地は一山そっくりがお墓になっており、漢江の雄大な流れと、
ソウル市内が一望出来る良いロケーションにあります。
3日目の夜は韓国側の偲ぶ会のメンバーと交流会を開催しました。
日本語が皆さん上手で会話もはずみ,なごやかな雰囲気のもと終了出来ました。
現在「白磁の人」の映画化も進んでおりますので、
これを機会に是非浅川兄弟の事を皆さんに知って頂けたら幸いです。
また、本も読んで頂けたらと思います。おすすめです。
さて、最新のソウル情報ですが、市庁舎広場から景福宮(光化門)へ向かう大通りが
新しく生まれ変わりました。中央が花々で飾られ大変美しくなりました。
名称も世宗通りとなります。
世宗大王の像も出来ました。ハングル文字を発明した人ですね。
ウオンのレートは1万円で127000ウオンでした。
南大門市場ではまつたけが1箱1万円で売られてました。
今年は日本と同じで不作との事です。   カムサハムニダ